古本せどりの在庫回転率はどれくらいが良い?
どうも、やなぎです!
皆さんは古本の在庫回転率ってどのくらいでしょうか?
回転率が悪ければそれだけキャッシュフロー(資金の回転)も悪化して、最悪の場合黒字倒産の可能性も出てきます。
そのため回転率が低い=悪いというようなイメージを持っている人も少なくないかもしれません。
回転率が高いに越したことはないように思えますが、今回は古本せどりにおける回転率について、
僕の考えをお伝えしていきます。
一般的に言われている古本せどりの在庫回転率の基準
まず古本せどりにおける一般的な1日の在庫回転率は1~2%とよく言われています。
在庫数が100冊、在庫の金額が11,000円(1冊110円)回転率が1日1.5%と仮定して、
1冊あたりの利益が110円の場合、およそ1か月で資金回収できる計算になりますね。
※在庫は常に補充され100冊を維持しているとした場合
在庫を売り切るのには2か月ちょっとかかるイメージです。
もちろん計算上の話で、実際には売れ残りも出てくるはずです。
ただキャッシュフローの事を考えると、1月程度で資金回収できるのが好ましいです。
やなぎの初めの頃の在庫回転率
僕が本せどりを始めた当初ですが、
在庫回転率は平均して1日4%程度でした。
一般的に言われている基準よりだいぶ高い数値ですが、
僕が使用しているツールのデフォルト設定がそのような感じになっていたため、
初期の頃はそういうものだと思って頑張っていました。
この感じだと、資金回収までに2週間程度なので、
極端な話、クレジットカードの支払いまでにAmazonの入金があるので、
余裕資金がなくても支払いに間に合う計算になりますね。
さすがにそんな綱渡りはしませんでしたが、キャッシュフローが以上に良いので、
せどりにありがちな、利益が出てるのにお金が貯まらないという事はありませんでした。
あえて回転率を落とした理由
初期のころは在庫回転率4%で本せどりをやっていましたが、
現在では1.5%まで落としています。正確に言うと低ランキングの本も取り入れたことで、
全体的な回転率が下がって1.5%に落ち着いているといった感じです。
低ランキングの本も取り入れた理由としては、
・仕入れの幅を広げたかった
・資金に余裕があった
主にこの2点です。
まず1つめの点ですが、それまではだいたいAmazonランキング30万位以内を基準に
仕入れをしていましたが、
それより下のランキング帯でも利益のある商品があるんではないか?と仮説を立て、
リサーチして実際に販売してみたところ、しっかりと利益が出てくれたため、
ランキング30万位以上のものでも仕入れ対象とすることにしました。
仕入れ対象が広がったおかけで仕入れもしやすくなり、それまで月収30万円の利益をあげるのに
週3~4回ブックオフにいかなければいけなかったのが、
今では週2回程度(実際はそんなに行っていない^^;)でも30万円の利益をあげることができるようになりました。
ふたつめの理由が資金に余裕があったということで、
回転率が悪くても余裕資金があるので、キャッシュアウトする心配がなく、
ロングテールの商品も取り扱えることで、他のセラーとの差別化もできるという点がメリットです。
まとめ
今回は在庫回転率についてお伝えしました。
一般的に低いと悪いとされる在庫回転率ですが、
古本せどりにおいて回転率があがれば、それに比例して作業量も増えてくるというデメリットもあります。
このへんのバランスをとることも、せどりを継続していくうえで重要なことなので、
今一度、自分のもっているリソースを確認して、最適な回転率を考えてみてください。
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