本せどりが儲からないと言われる3つの理由
どうも、やなぎです!
副業ブームと叫ばれる昨今ですが、
様々なプラットフォームが出てきたおかげで、お金の稼ぎ方も様々です。
その中でも“せどり”は安く買って、高く売るというもっともシンプルな商行為であり、
再現性の高さから、初めて副業をするという人が、せどりから始めるということも多いです。
僕の場合、本せどりを3年以上行っており、毎月安定して収益を出し続けていますが、
インターネットで本せどりと検索すると、「本せどり 儲からない」という検索候補が出てきました。
今回は本せどりが儲からないと言われる理由について考えてみました。
本せどりが儲からないと言われる理由1:1冊あたりの利益が小さい
まず一つ目の理由が、1冊あたりの利益が小さいという事です。
本自体の定価が1000円~2000円ほどの価格帯の物が多いため、
利幅が少ないというのが一般的な考えです。
事実、1冊あたりの利益が100円~300円で本せどりを行っている人も多いと思います。
そのため大きな収益を作るためには、それなりの量を販売しなくてはいけません。
本せどりというと、仕入れた物の値札はがし、クリーニング、検品といった感じに、
作業量も多いため利益に見合わないといった意見を持つ方も少なくないですね 。
ただ、現在は発行されなくなったり、テレビで紹介された等、様々な理由で定価を超えるような相場になる事(プレミア化)が中古本ではよくあることであるため、
薄利と言われる本ですが、必ずしも100円~300円程度の利益しか稼げないわけではありません。
定価748円の本が、1万円を超えて売れるという事もよくあります。
本せどりが儲からないと言われる理由2:参入障壁が低い
本自体1冊110円から仕入れられるなど、大きな資金を持っていなくても始められる事や、
検索ツールが出てきたことから、知識がなくても始められるためライバルが増えやすいのも本せどりの特徴と言えます。
ライバルが増えるという事は、そのぶん利益商品の取り合いが起こるという事ということなので、
レッドオーシャンといった表現をされることもあります。
確かに古本せどりは参入障壁が低く、再現性の高さから初心者におすすめと言われます。
そのため新規で参加してくる人数もそれなりにいると思われますが、
同時に、先ほども言ったように大きく稼ごうと思うとかなりの量を販売しなくてはいけないため、
手間も多くなり効率が悪くなってしまいます。
そのため、ある程度稼いだプレイヤーは、完全にやめて新しい事を始める。本せどりの比重を落として新しい事も始めてみる。など、古本市場から離れていく傾向が多いように感じられます。
僕の場合も後者に当てはまり、数年前までは週4~5日仕入れにいくような生活をしていましたが、
現在では多くても週2日程度で、浮いた時間はそれ以外の事に充てています。
なので、新規で参入する人も多ければ、離れていく人も多いため、常にプレイヤーの入れ替えが起こっているのが古本せどりの市場だと考えています。
本せどりが儲からないと言われる理由3:Amazonとブックオフの価格差がなくなってきている
ブックオフが昔に比べ、Amazonとの価格差がなくなってきているため仕入れができない
という意見もよく聞かれます。
確かに昔は定価の半額以上に値段をつけないなど、ざっくりした値付けをブックオフはしていたようですが、現在は市場相場にあわせた値付けができるよう、インストアコードを使って価格管理がおこなわれているため、利益がでないと考える人も多いようです。
こうした側面は確かにあるなと思う一方、
そもそもブックオフとAmazonで価格差が生まれる原因の1つは商圏の広さの違いからです。
ブックオフでは店舗を構えて商売をしていますが、その店舗の主な顧客はその周辺に住んでいる人たちや、そこへ訪れている人たちです。
片やAmazonはというとインターネット使って全国の人が商品を購入することができるため、顧客は店舗に比べ圧倒的に多いものとなります。
そうした需要の大きいところを参考に値付けをしたところで、商圏が狭く需要もネットほどないところでは売れるはずもないので、結局値下げをして売るようになるため、
価格差は出てくるというのが個人的に思うところです。
また、Amazonでの中古本の価格は日々変動しており、その変動幅はかなり大きいため、
実店舗でその日々の変動価格に対応することは不可能にちかいです。
こうしたことからも価格差が一時的になくなる事はあっても、恒久的にその状態が続く事はありえません。
なので、これからどんどんと価格差が縮まって、やがてまったく仕入れができなくなるというのは考えにくいと思います。
まとめ
今回は本せどりが儲からないと言われる理由について考えてみました。
今回は3つの理由を出して解説しましたが、
儲からない理由については正直あげようと思えばいくらでもあげれます。
大切なのは、儲からないと指摘されている理由に対して、どう考えるかですね。
人の言葉をうのみにして、行動を決めているようだとおそらく一生稼げる物には巡り合えません。
自分の頭で考えることが大切です!
あくまで個人的に思うところではありますが、参考になれば幸いです。
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