BOOKOFFの単Cとプロパーそれぞれの特徴とメリット・デメリットについて
どうも、やなぎです。
今回は本せどりの仕入れ先としてBOOKOFFを紹介します。
本せどりの仕入れ先としては、定番にしてメインの仕入れ先ですね!
本だけでも1店舗あたり数万冊と膨大な数がありますが、ブックオフにおいては大きく分けて110円、220円といった低単価の単C棚と、それぞれ個別の値段設定がされているプロパー棚の2つに分けられます。
まずはそれぞれの棚の特徴から説明していきます。
単C棚の特徴
単Cとはブックオフがおこなっている本のランク付けのひとつで、Cランクの単行本の略です。
以下、その特徴についての説明です。
・価格が110円~220円(税込み)
ほとんどの商品が110~220円と価格が固定されているため利益計算しやすいという特徴があります。KDCなどの赤外線によるバーコードの読み取り機器を用いての仕入れと相性が良いです。
・状態が良くないものやCDなどの付属品が欠品している場合がある
Cランクの本ということで、表紙に汚れや使用感があったり、付属品が欠品している場合があるため注意する必要があります。
・売れ行きが悪いものが並んでいる
なかなか売れない在庫を処分するという流れで単C棚にならんでいることが多いです。
ただ、これも良し悪しで、あえてこういう商品を狙う事でライバルが少なく、価格は高いという低回転高利益商品があったりします。
プロパー棚の特徴
単Cより上のランクのものをプロパーといいます。以下、その特徴についての説明です。
・値段付けが個別管理されていている
・状態の良いものや付属品が揃っている場合が多い
状態が悪い本(表紙カバーに破れやキズがある等)や付属品がない本に関しては単C棚へ落されます。
そのためプロパー棚には状態の良い本や付属品がついている本が多いです。
※ただし、店舗によって差があるので状態確認はしっかりしましょう。体感的に地方の店舗は物量も少ないためか古い本がいつまでも残っていることが多い気がします。
単Cとプロパーのメリットとデメリット
次に単Cとプロパーのメリット・デメリットを見ていきます。
当然どちらにもいい点、悪い点がありますので、しっかり把握したうえで仕入れをおこないましょう。
単Cのメリット
・価格が安い
単Cはなんといっても仕入れ値が110円~220円と安いです。資金があまりないという人でもせどりを始めやすいですね。
・プロパーからのところてん
ところてんとはブックオフで使われている用語で、商品を値下げすることを指します。
商品の入れ替えで新しい本を補充するため、古い本を単Cへ移動するといった場合があり、それが元値の高い本の場合は利益商品になる可能性が高いです。
最近ではそのまま単Cに移動するのではなく、プロパー内で段階的に値下げを行い、それでも売れない場合に単Cに移動するようにしている店舗もあります。
単Cのデメリット
・状態の悪い本や付属品がついてない本がある
付属品がないため単Cに落とすといったことが多いため、よく確認しましょう。
・売れ行きの悪い傾向にある本が多い
売れ行きの良い本はプロパーへ並んでいくため、単Cには売れ行きの良くない本が並びがちになります。
プロパーのメリット
・付属品が揃っている
プロパー棚に並んでいる商品は原則付属品がついていなければ店頭に並ばないといったルールがあったりするので、もし付属品がない場合は指摘すると値下げしてくれる店舗が多いです。
・書き込みがない
同様に書き込みがあった場合値下げしてくる店舗が多いです。たまに書き込みも込みでこの値段なので、と言って値下げしてくれない店舗もあります。
・需要のある本が多い
需要のある本は当然プロパーから優先的に並べられるので、単Cに比べ人気のある商品が並ぶことが多いです。
プロパーのデメリット
・仕入れ値が高い
仕入れ値が高いこと自体はいいのですが、仕入れ判断を間違えると損失額も大きくなってくるので、単Cの本を仕入れるような感覚でやっていると大きな赤字になる可能性もあります。
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