工芸品の詳細が分からない!そんな時の考え方について

    
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工芸品の詳細が分からない!そんな時の考え方について

どうも、やなぎです。

工芸品をリサーチしているとどうしても作りや作者がわからないということはよくあります。

その商品がどういったものなのか把握するのはとても重要です。

それによって値段や売れ行きも大きく変わってくることもあります。

でも現実的にはやはりわからない物というのは多いです。むしろわからないことの方が多く、

これが工芸品を扱うことの一番の障壁といって良いでしょう。

今回はそんな商品の詳細がわからない時の考え方や出品方法について解説します。

詳細がわからないものに対する考え方

作者の銘もなく、グーグルレンズなどのアプリを使って検索してもまったく手がかりがない。

こういった場合、商品説明を書こうにも情報がなくて困りますよね。

こういった時、例えばその商品が像であれば、これはかっこいいフィギュアだという風に価値観を置き換えて考えると、切り口を変えた売り込みができますよね!

例えば刀剣を構えた姿がとても勇ましく、見ているだけで闘争心を掻き立てられるような~・・・。などいった感じで工芸品という価値観から、かっこいいフィギュアという価値観に置き換えるだけで売り込む層も変えることができます。

かっこいいフィギュアを飾りたいという層には、作者や作られたルーツなどはほとんど関係ないのです。

パワーストーンなどもこれに近いものがあるかもしれません。

石の材質的価値観をスピリチュアルな価値観に置き換えることで石そのものに特に興味のない層がそれを欲しがるようになります。

石ではなく、それに付随する「意味」にお金を出したがるわけですね。

このように詳細がわからなくても考え方を変えることで、お客さんにセールスすることは可能です。

そして出品することで売れた。売れない。あるいはコメントで商品の詳細を教えてくれるような人もいる。などなにかしらのフィードバックがあるはずなので、そこで1つ学びになります。

ですが、出品をしなければ当然売れることはないですし、学びも0です。

リサーチすることは大切ですが、そこに時間を割きすぎて手が止まってしまっては意味がないので、

今回のことを心に留めて出品を頑張ってみてください!

詳細がわからないものを出品した事例

実例があるとよりイメージが膨らむと思うので、過去に私が売った壺の事例をご紹介します。

最初に見た時の印象は「ただの小汚い壺」でした。(笑)

付属する箱もなければ、壺のそこに銘もないので、本当に手がかり0です。

有名な作者かどうかもわからないため商品説明には、小汚く年期が入っていたように見えたので、

所感ではありますが「状態からかなり年期の入ったものだと思います。」と記載し、これに共感してくれる人がいれば買ってくれるはずという考えで出品しました。

そして結果、23000円で売れました。実際の仕入れ値は500円程度です。

購入者さんは古めかしい感じがとても気に入ったとコメントしてくれて、年期が入っていていいものだという価値観に共感してくれたわけですね。

そして、自分の中で小汚い壺だったものに価値を感じてくれる人がいるという知識もひとつ手に入ったわけです。

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